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2019年 1月 21日 聖書って読んだことある?
こんにちは!
先週のことになりますが、成人式に参加してきました。
式自体は短時間で終わりますし、人も多すぎて昔の友人に会うということもありません。
多くの人の目的はその後の同窓会です。
ところで私の通っていた学校はキリスト教系の中高一貫の女子校で、学校生活のあらゆるところにキリスト教要素が含まれていました。
その中で特に大きいのは毎朝の礼拝です。
礼拝は 賛美歌を歌う→聖句を読む→牧師が聖書の教えを説く(説教)→祈る→賛美歌を歌う という流れで行われ、この牧師の役目を私の学校では各先生が日替わりで担当します。
(実際に使っていた聖書と讃美歌。カバーは家庭科の授業で作りました)
皆さんの中高であったかは分かりませんが、小学校の全体朝礼の校長先生のお話(校長先生がクリスチャンver.)をイメージしてもらえればと思います。(だいぶ違うけど)
要するに私たちにとって先生のお話=説教かつ説教=先生のお話だったのです。
あ、ちなみに怒ることではありません。教えを説くで説教です!
さて話を戻しますが、成人式後の同窓会に高3の時の担任の先生方が来てくださりました。
その中のお一人の祝辞(説教)が印象的だったので紹介します。
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『老人は夢を見、若者は幻を見る』(ヨエル書3章1節より)
私たちが見る夢は全て実際の経験、考えたことがもとになっているそうです。だから長い時間を生きている老人は夢の材料となる経験も豊富で、たくさんの夢を見ます。
若者が見る幻ですが、これは煙のようなすぐに消えてしまうもの等という否定的な意味ではありません。ここでの幻は英語訳をするとvisionです。捕囚になってから生まれたユダヤ人の若者は乳と蜜が流れる地を知らない。しかしその幻を信じて、希望を持ち続け生きていました。
古きに学ばない文化は滅びると言います。
だから老人の夢も大切にしてほしい。
そして若者の皆さんはvisionを持って、これからも活躍していってほしい。
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センター試験お疲れ様でした。
成人を迎えた私と同じように、皆さんも今新たなスタートラインにいるのだと思います。
受験生はあと40日くらいで受験が終わりますね。低学年の皆さんはあと1年、2年とそれぞれカウントダウンが始まっています。
リスタートを切る今日だからこそ、少し立ち止まって、ぼんやりとでいいので、自分の幻を、visionを思い浮かべてみてください。
そして、年は少ししか違いませんが、受験に関しては担任助手は老人で、皆さんは若者です。
たまには担任助手の”夢“の話を、自分の”幻“のために聞いてみてくださいね。
全然老人じゃないけどね!!!若いぞ私たち!!!
今日のブログはここまで、明日もお楽しみに。