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2018年 11月 9日 息抜きと勉強のバランス
こんにちは。角田です。
最近あまり息抜きできていないなと思ったので、先日紅葉を見に行ってきました。
自然を満喫してとてもいい息抜きになりました。
根を詰めすぎるよりもきちんと息抜きをした方が効率が上がるなーと実感しました。
というわけで、今日は息抜きと勉強のバランスについて話していきたいと思います。
受験生は受験が差し迫ってきて、新高3,2生は受験に向けて新たなスタートを切っている思います。
そんな中で、息抜きと勉強のバランスうまくとれていますか?
息抜きはしすぎてはいけないという意識はみなさんあると思いますがしなさすぎてもいけないということを覚えておいてください。
ここではある実験結果を紹介したいと思います。
東京大学 薬学部の池谷裕二教授の勉強時間の違いによるテストでの対比実験や脳波測定から、60分連続して勉強に取り組んだグループと15分毎に休憩を挟む勉強法を3回繰り返す勉強法を取り入れたグループとでは、後者のグループの方が日を重ねるごとに学習効果を発揮する結果が見られたそうです。
60分連続して勉強した場合、集中力はみるみる下降し、回復を見せないまま終わりを迎えます。15分毎に休憩を挟んだ場合、休憩を取るたびに集中力が回復し、また集中した状態で勉強に挑めるので、結果として高い勉強効果が表れたということです。
この実験からわかるように、ただ勉強時間を伸ばせば学力が上がるとはいえないのです。
しかし、大学受験においては元々の学力よりも始めた時期、すなわち勉強時間・勉強量というのと結果の相関が強いというデータもあります。
この2つのデータから何が言いたいかというと勉強時間を削らずにこまめに息抜きをするということが大事ということです。
この2つ、矛盾しているように聞こえますよね?
しかし、実は両立できるんです。
息抜きというのは何も15分毎に毎回5分10分おしゃべりをしたり散歩に出かけたりする必要はありません。
30秒〜1分くらい深呼吸したりするだけで十分なんです。
昼休みなどは少し昼寝をとったり友達とおしゃべりしたりして休憩を取り、他の時間は15分に一度深呼吸をしてみるというのであれば勉強時間は削らずに集中力を持続させて効率のいい勉強ができますよね?
このように、気合いで受験勉強を乗り切るのではなく、賢く受験勉強をしていきましょう。
今日のブログはここまで!