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2021年 7月 5日 地学という科目とその魅力について

こんにちは!

担任助手の澤です。

 

ここ最近は結構な頻度で雨が降っていて、気分がどんよりしますね…

 

筑波大生はオンライン授業が多く、あまり外出しないので影響を受けにくいですが、毎日学校や東進に行く皆さんにとってはかなり気が重くなる時期かもしれません。

ですが、この時期が頑張りどころです!

夏休みに向けて、勉強する習慣を整えていきましょう!

 

 

 

さて、今週のブログに関してはフリーテーマなので、私が大学で勉強している「地学」という科目について、その魅力を語っていきたいな、と思います。

 

地学に関しては、受験科目として使う生徒の数が尋常ではないレベルで少ない科目なので、一周回って、「あ、あのマイナーな科目ね…」というように思っている方は多いかもしれませんね。

そもそも高校で地学を選択できることも少なく、そのため受験科目として選択できる大学も少ないような気がします。

私自身も地学を学び始めたのは大学に進学してからで、筑波大の地球学類という「地学を学びに来ている」学生が多い学部学科でも、高校の時に地学選択だった人はほぼいません(物理・化学選択が一番多いです)。

結構割を食っている科目なのですが、私たちの生活に密接にかかわる非常に重要な科目なので、この機会に皆さんにその魅力を知ってほしい!という一心でこれを書いています(笑)

 

 

地学、と言っても、もちろん様々な分野があります。

私が大学で受けている授業についていくつか例を挙げると、

 大気科学:気象について学ぶ

 水文科学:降水など、水の循環について学ぶ

 地球物質科学:地球を構成している物質の性質・活用例を学ぶ

 生物圏地球科学:堆積岩など、生物の活動の影響を受けて形成された岩石について学ぶ

と、様々な事象を扱っていることが分かります。

物理や化学、数学、そして生物など、様々な科目で学んだ知識や考え方を総動員して地球上に存在する事象を解き明かすのが、地学という科目であると言っても過言ではありません。

ロマンがありますよね!

 

 

先ほど、「地学は私たちの生活と密接にかかわっている」という話をしましたが、

大気科学→気象予報/季節予報/気候変動の分析と予測

水文科学→水質汚染/洪水などから人々の生活を守る

地球物質科学→資源の持続可能な開発

生物圏地球科学→過去の地球環境の分析/将来予測

というように、先ほど挙げた分野の研究は私たちの生活を支えてくれています。

特に天気予報は毎日チェックしている人も多いのではないでしょうか。

毎日の天気だけではなく、季節ごとの傾向や、より長期間の予測についても、地学の知識に基づいて行われています。

 

 

どうでしょうか。

意外と身近なところに地学は潜んでいます。

目立たないけれども、非常に重要、かつ、様々な学問分野の知識を活かしていかなければいけない課題について取り扱う科目です。

そして、地球46億年の歴史を紐解く、非常に奥深い学問分野もあります。

しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです!

より詳しく聞きたい方は、ぜひ校舎で私に話しかけてください!

 

次回のブログ担当は大岩先生です。

お楽しみに!