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2021年 9月 23日 模試・過去問の復習のポイント

こんにちは!
担任助手の澤です。

皆さん、夏休み期間はどのように過ごしていましたか?受験生の皆さんは勉強に打ち込み、低学年の皆さんは部活動と勉強に勤しんでいたことと思います。私は「今年の夏は何か目標を立てて頑張りたい!」と思い、以前から興味のあった気象予報士試験の勉強に挑戦したり、教習所に通ってみたりと、いろいろなことにチャレンジできた夏休みだったと思います。
夏休み期間中「充実していたな」「やりきったな」と思えた皆さんはこの先もその調子で、後悔が残ってしまった皆さんは反省を踏まえてこの先頑張っていきましょう!

最近やっと涼しくなってきたなあ、と思っていたら、昨日と今日はかなり暑かったですね。ちらほら体調を崩している人を見かけるようになりました。受験生の皆さんにとって、この秋は非常に重要な期間だと思っています。体調管理を徹底しつつ、少し無理できるところは無理していきましょう。

 

 

前置きが長くなってしまいましたが、今日は「模試・過去問の復習方法」についてお話していきたいと思います。
この時期、受験生の皆さんは共通テスト本番レベル模試に加えて各大学向けの記述模試を受けるようになったり、過去問演習で記述問題を解いたりと、「復習」について考える機会が多くなってきていると思います。この機会に自分の復習の仕方について考えてもらえればと思います。

さて、そもそも演習後の復習の目的は何でしょうか?
様々な答えが返ってきそうですが、私は、

 同じような問題が本番で出たときに、きちんと得点できるようにするため

だと思っています。
もちろん、完全に同じ問題が出題されることはほとんどないですが、似たパターンの問題が出題されたときに、「なんか見たことあるぞ…」どまりでは合格するものも合格しませんよね。志望校の過去問演習をするのも、その大学における頻出問題のパターンを自分のものにして、本番でより高い得点を取ることができるようにするためだと思っています。

ここで勘違いされやすいのが、「復習するときにはすべての問題を完璧に確認する必要がある」ということです。大学受験においては約6割~7割の得点で合格できることが多いですし、中には「いや、これどう考えても解ける人いないよね…?」的な問題が出題されることも、無きにしも非ずです。そう考えると、限られた時間の中で最大限点数を伸ばすためには、必ずしも完璧に復習する必要はない、むしろこだわりすぎると時間が足りなくなる、ということが言えると思います。

復習は段階的に行うものです。
一回目に解いたとき、得点率が4割だった問題を、次回解いたときに満点にするのはほぼ不可能です。まずは5割を目指し、達成できたら6割、7割と目標を上げていきましょう。そのために、途中までは解けた問題、難易度が低く他の受験生が完答できそうな問題を重点的に復習していくのがおすすめです。東進の過去問演習講座を取得している場合は、問題によって難易度が示されていると思いますので、それを参考にするといいでしょう。

ここまで長々と書いてきましたが、過去問演習や模試を受験した後、復習をやって初めて「過去問演習や模試受験をやりきった」と言えるくらい、復習というのは重要だと思います。現役合格を目指す皆さんが使うことができる時間は限られていますから、最大限効率化した受験勉強を進めていきましょう!

 

 

次回のブログ担当は井上先生です。
お楽しみに!

 

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